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カベルネ・ソーヴィニヨンから、マルゴーの個性を知る
マルゴーのワインを、産地・品種・生産者のつながりから辿れます。
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マルゴーはメドック著名4村の最南に位置する、村名AOCとして最大(約1,500ha)の産地。第1級シャトー・マルゴーを頂点に、1855年格付けシャトーを21と最多数擁する。メドックで最も砂利が薄く軽い土壌のため、ワインは力よりも香りで語られ、「鉄の拳をビロードの手袋で包む」と形容される優美なスタイルが身上だ。
スミレや花にたとえられる香り立ち、絹のようなタンニンはメドックの他村と明確に異なり、ブラインドでも見分けやすい個性とされる。一方で村域が広く土壌の変化も大きいため、シャトー間の出来の差が大きい村でもある。パルメやローザン・セグラなど、第1級に迫ると評される造り手を軸に選ぶと村の真価に届きやすい。
第3級以下に個性的なシャトーが多いのもマルゴーの特徴で、格付けの順位と現在の評価が一致しない例が目立つ。格付け表を鵜呑みにせず、造り手ごとの評価を見比べることが、この村では特に効いてくる。
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