ボルドー左岸メドック 1855年格付け 全61シャトー

5階級・61シャトーを一望し、格付け別に WS 掲載中のワインを探す

ボルドー左岸・メドックは、世界のワインピラミッドの「頂点」を語る上で外せない地です。

1855年のパリ万博に向けて編纂された格付けは、170年経ったいまも生きている基準。1級〜5級・全61シャトーという序列を知ると、ラベルから家系図のような構造が見えてきます。

このページは「どのシャトーがどの級か」を一望し、各級ごとに WineShopper 掲載中のワインを並べる、taxonomy 駆動のリファレンスです。

ボルドー左岸(画像左側)の中で、北のサン・テステフから南のオー・メドックまでが「メドック」。Haut-Brion のみ南のグラーヴ/ペサック・レオニャンに位置し、1855年格付けで唯一外部から1級認定された例外。

1855年メドック格付け 5階級・61シャトー

1855年パリ万博のために編纂された格付けは、170年経ったいまも世界のワインピラミッドの基準。 1973年の Mouton Rothschild 昇格 1 例を除き、ほぼ変わらない序列。

Troisième Cru3級・14シャトー
個性派・評価上昇組・¥10,000〜¥30,000

※ Château Haut-Brion は唯一メドック地区外(Pessac-Léognan)から1級に組み入れられた例外。 1973年に Mouton Rothschild が2級から1級に昇格して以降、序列は変わっていません。

まず飲むなら入門

5級・4級の中で「5級超え」と称される実力派から、メドックらしいカベルネ主体の骨格を体験する。1〜2万円台で入りやすい帯。

飲み比べるなら4 つの村の個性を体験

同じメドックでも、村が変わると性格が大きく変わる。Pauillac の骨太、Margaux の華やかさ、Saint-Julien のバランス、Saint-Estèphe の堅牢。1 村 1 本で輪郭を掴む。

憧れ・上級編五大シャトー

1855 年格付けの頂点・五大シャトー。20〜50 年熟成して真価を発揮する、メドックの最も深い表現。価格は数万円〜数十万円。

よくある質問

  • 五大シャトーとは?
    メドック1級格付けの5つのシャトーを指します: Lafite-Rothschild, Latour, Margaux, Mouton-Rothschild, Haut-Brion。Haut-Brionだけはメドック地区ではなくグラーヴ地区にありますが、1855年格付けで唯一外部から1級認定された例外として組み込まれています。
  • 1855年格付けはいまも有効?
    はい、現在も世界のワインピラミッドの基準として機能しています。Mouton Rothschildが1973年に2級から1級へ昇格した1例を除き、170年間ほぼ変わっていません。安定性と普遍性が、この格付けの価値です。
  • なぜ Pauillac に1級が3つ集中?
    Pauillac は砂利と粘土の絶妙な配合・水はけ・微気候が揃った、メドックでもっとも長熟ポテンシャルの高い土壌。1855年当時から取引価格が頭抜けて高く、Lafite / Latour / Mouton の3つが集中しました。
  • セカンドワインとは?
    同じシャトーが、グランヴァン(メイン)の基準に満たないブドウから作るサブブランドです。例: Latourの「Les Forts de Latour」、Lafiteの「Carruades de Lafite」。同じ畑・醸造チームのため哲学が共通し、1万円台で五大シャトーの世界観に触れられる入口として知られます。
  • 右岸(サンテミリオン・ポムロール)との違いは?
    主要品種が違います。左岸メドックはカベルネ・ソーヴィニヨン主体で骨格・タンニン・長期熟成。右岸はメルロ主体で柔らかく早く飲める。同じボルドーでも別物として捉えるのが正解です。
  • 熟成期間が長いと聞きますが、どれくらい寝かせるべき?
    格付け上位は10〜20年、五大シャトーは20〜50年で真価を発揮するとされます。3〜5級やCru Bourgeoisは5〜15年。「いつ飲んでも美味しい」設計ではなく、「特定の時期に最高になる」ワインです。
  • メドックの主要な4村の違いは?
    Pauillac(最も骨太・長熟)、Saint-Julien(バランス型)、Margaux(エレガント・繊細)、Saint-Estèphe(タンニン強・パワフル)。同じメドックでも、村が変わると性格が大きく変わります。
  • 5級でも高品質なシャトーは?
    Pontet-Canet(Pauillac、ビオディナミの先駆者)、Lynch-Bages(Pauillac、長年「5級を超えた品質」と評価)、Grand-Puy-Lacoste(Pauillac、伝統的骨格)等は5級でも2〜3級級と評されることが多い格付け超え組です。
  • Cru Bourgeois との関係は?
    Cru Bourgeois は1855年格付け対象外のシャトーを認定する別制度(1932年創設、現在は3階層)。Phélan-Ségur や Chasse-Spleen 等が代表で、3,000〜10,000円帯でメドックらしさを楽しめる選択肢です。本ページは1855年格付け61シャトーに絞っています。
  • ボルドーの当たり年は?
    近年で広く高評価なのは 2015・2016・2018・2019・2020 年。特に2016年は左岸の評価が突出。当たり年から選ぶと若いうちから飲んでも満足度が高く、長熟ポテンシャルも期待できます。

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