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テンプラニーリョと太陽の大地
ワイン生産面積世界一、生産量世界三位。多くは国内消費・低価格帯が占めるが、リオハ/リベラ・デル・ドゥエロのテンプラニーリョ熟成赤、カバの瓶内二次発酵泡、シェリーの酒精強化、と「世界の標準」になっているスタイルが複数ある。フランス/イタリアと違い、熟成期間で格付け(ホーベン/クリアンサ/レセルバ/グラン・レセルバ)が表示されるのが面白い。
マカベオ/チャレッロ/パレリャーダの3品種を瓶内二次発酵で泡にする「カバ」が世界的に知られる。プリオラート(DOQ)ではガルナッチャ/カリニェナ古樹のミネラル豊かな濃厚赤が国際評価を確立。シャンパーニュとブルゴーニュ赤の代替を、同じ州内で1本ずつ試せる。
テンプラニーリョ主体のブレンド赤を、アメリカンオーク/フレンチオークで長期熟成させて出荷する熟成文化が伝統。クリアンサ(2年熟成)/レセルバ(3年)/グラン・レセルバ(5年)の階段で、同じ生産者の同じ畑を「年数違いで縦に味わえる」珍しい産地。
ワイン生産面積はスペイン最大で、世界最大の単一ワイン生産地。日常向けのテンプラニーリョ/アイレン中心だが、近年は小区画 DO(ラ・マンチャ/バルデペーニャス)で本格派も登場。コスパで「もう1本」を試す入口。
古樹ガルナッチャ(フランス語のグルナッシュ)を持つ生産者が多く、カンポ・デ・ボルハ/カラタユー/カリニェナの3 DO で力強い赤と高コスパを両立。ローヌのグルナッシュ好きが「もう一段安く」を試す入口。